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P-Fスタディ成人用/学生用/青年用/児童用
2020年に成人用第Ⅲ版,2024年に学生用を発売いたしました.
原版著者 :S. Rosenzweig
日本版作成
成人用第Ⅲ版(2020年)
秦 一士 安井知己 青木佐奈枝 木村一朗 笹川宏樹
鈴木常元 西尾 博 沼 初枝 藤田主一
青年用(1987年)
林 勝造 一谷 彊 中田義朗 秦 一士 津田浩一
西尾 博 西川 満
児童用第Ⅲ版(2006年)
林 勝造 一谷 彊 秦 一士 津田浩一 西尾 博
西川 満 中澤正男 笹川宏樹
学生用
(2024年)
秦 一士 安井知己 青木佐奈枝 上松幸一 笹川宏樹
佐藤秀行 鈴木常元
実施時間:15-20分
適用範囲:
成人用第Ⅲ版
(20歳以上の一般成人と大学生)
青年用
(中学生・高校生・大学生)
児童用第Ⅲ版
(小学生・中学生)
学生用
(高校生・大学生)
【概要】
欲求不満状況
に対する反応傾向に基づいて,被検者のパーソナリティを把握する検査です.
各場面は
自我阻碍場面
と
超自我阻碍場面
に分かれていて,それぞれがランダムに混ざっています.
成人用,青年用,児童用については,
適用範囲が重なっている部分
はどちらも使用することができます.
学生用は学校と関連する図版が多く,
就学中の高校生・大学生
を対象としています.
P-Fスタディの反応はその型と方向に基づいて以下の11種類の
評点因子
に分類されます.P-Fスタディ解説には豊富なスコアリングの具体例が収録されています.
児童用は2006年に改訂
されました.50年以上が経過し,生活習慣などが大きく変化したため全面的に改訂,小・中学生約3,000名のデータに基づいて標準化が行われました.
成人用は2020年に改訂
されました.同じく50年以上が経過し全面的に改訂,約1,700名のデータに基づいて標準化が行われました.
学生用
は高校生・大学生を対象として
2024年に作成
されました.日本版の児童用と成人用および青年用を参考に,
高校生や大学生の生活実態に合うようなフラストレーション場面
で構成された新たなテストで,約900名のデータに基づいて標準化が行われました.
2020年に
用紙の大きさを拡大(B5→A4)
,採点を行いやすいよう
整理票を見直し
様式を統一しています.
成人用第Ⅲ版は,
新しい図版に基づき再標準化
が行われ,4つのグループに分けた評価基準が設定されています.
青年用と児童用につきましては,検査内容には本質的な変更はありませんが,整理票の様式に一部変更があるため,新しい解説と組み合わせてのご使用を推奨いたします.
学生用
につきましては,P-Fスタディ解説内には記述がないため,
P-Fスタディ学生用スコアリング・マニュアル
と共にご使用ください.先にP-Fスタディ解説でP-Fスタディに関する基本的知識や実施,整理,解釈などを理解したうえでご使用ください.
【P-Fスタディ解説(2020年版)】
従来のA5判から
B5判に拡大
,各年齢版に
共通の教示やスコアリング
になるよう全面的に見直されています.
【修正・変更】
初版第1刷150ページに誤りがありました.児童用場面18は「自我阻碍場面」ですが、「超自我阻碍場面」となっています.お詫びして訂正いたします.
第2版
を2023年6月9日に発行いたしました.採点例の一部が変更・修正されています.詳細は
こちら.
【P-Fスタディ学生用スコアリング・マニュアル】
学生用のスコアリングと標準化資料をまとめた解説書です.
P-Fスタディ解説と同形式の豊富なスコアリングの具体例が収録されています.