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      日本で広く利用されている自己評価式抑うつ尺度です.
      本尺度に関しましては必ず本ページ最下部のご注意をお読みください.

    • 原版著者 :W. W. K. Zung
    • 日本版作成:福田一彦 小林重雄
    • 実施時間 :10分 整理時間:2分
    • 質問項目 :20項目

    【概要】  
    1. 項目数が少ないので,うつ病のように何をするのも億劫に感じる患者にも有用です.自己評価の可能な全ての方に実施できます.
    2. 回答はないかたまに,ときどき,かなりのあいだ,ほとんどいつもの4件法です.無難な中間の応答ができないようになっています.
    3. 10項目ずつの陽性項目と陰性項目(得点が逆転する項目)がランダムに配列されています.結果を予測して回答するのは困難です.
    4. 日本標準化が行われているので,信頼できるデータが得られます.一般成人だけでなく,青年期の者や高齢者に対しても有用であるという研究結果が得られています.
    5. 正常,神経症,うつ病の3群の平均値は危険率1%以下で有意差があり,妥当性が高いテストと言えます.
      (ここでの「自己評価」とは、自己回答・自己記入の意味で,
       採点や結果の判断は検査者が行います.)

     ※SDSは株式会社三京房の登録商標です.
    商品紹介SDS
    【特長】
    1. 記入方法と必要な事項を回答用紙にまとめてあり,患者さんが診察の順番を待つ間に記入していただけます.
    2. 回答用紙には配点に関する情報が無いので,被検者が結果を気にせずありのままを回答することが期待できます.
    3. 被検者が回答用紙に記入した回答が,自動的に記録用紙に転記されます.実施者は回答用紙と記録用紙の接着をはがして,記録用紙上で採点を行います.
    4. 記録用紙には配点に関してわかりやすく示してあります.得点が逆転する項目の採点も確実に行えます.
    5. SDS L判(A4判)は,文字・記入欄ともに大きくなっていて,高齢者や弱視の方に適します.
    6. 付属の使用手引(2011年改訂)には,高齢者を中心にした参考資料と,精神疾患とSDSの関連性を示す資料を追加,新たに11本の論文を引用しました.

    SDS うつ性自己評価尺度は"うつ性"を評価する検査として幅広く用いられています。"うつ性"は簡単に言えば気分が落ち込んだ状態のことを表しています。"うつ性"はうつ病において必ず見られる傾向であり、これを評価するSDS うつ性自己評価尺度はうつ病のスクリーニング検査として優れています。

    SDS うつ性自己評価尺度は20項目からなる検査で、シンプルで実施しやすいものです。各項目はうつ状態・うつ症状の因子分析的研究に基づいて抽出されており、抑うつ状態像を様々な角度から把握できるように設計されています。20項目のうち2項目は主感情、8項目は生理的随伴症状、10項目は心理的随伴症状を評価します。

    各項目は、以下に示す慣用語句と対応しています。1:憂うつ 2:日内変動 3:啼泣(泣くこと) 4:睡眠 5:食欲 6:性欲 7:体重減少 8:便秘 9:心悸亢進 10:疲労 11:混乱 12:精神運動性減退 13:精神運動性興奮 14:希望のなさ 15:焦燥 16:不決断 17:自己過小評価 18:空虚 19:自殺念慮 20:不満足 この一覧からも、SDS うつ性自己評価尺度が20項目という限られた項目数の中で、いかに幅広くうつ病傾向を捉えているかがわかります。 (以下追記予定)


    【書籍掲載一覧】
     木村正著「産婦人科へつなぐ日常診療での女性のミカタ」・メディカルレビュー社発行
     和田秀樹著「身近な人がうつかなと思ったら読む本」・小学館発行
     加賀野井聖二著「理学療法ジャーナル5月号」1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?」・医学書院発行


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