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LOI レイトン強迫性検査
強迫症状と強迫性格傾向を測定する自己評価質問紙です.
原版著者 :J. Cooper
日本版作成:種田真砂雄 福山嘉綱 高見堂正彦
実施・整理時間:15~20分 (正常者)
30分以上 (強迫性障害患者)
40分以上 (抑うつ症患者)
【概要】
洗浄強迫,反復強迫,確認強迫,整頓強迫など
多様な強迫症状
を,幅広い質問項目でチェックします.
強迫症状や強迫性格傾向が見られる場合は,さらに追加質問があり,抵抗意識と障害意識の合計4尺度を評価できるようになっています.
精神療法や薬物療法の
治療効果の測定
に対して高い感受性があります.
強迫性障害 (強迫神経症) だけでなく,統合失調症,摂食障害,うつ病,器質性精神障害などの
病態に伴う強迫症状
を測定できます.
学生(男201名/女136 名),社会人(男72名/女190名)で
日本版標準化
が行われ,高い信頼性が示されています.
【特長】
記入方法と必要な事項を回答用紙にまとめてあり,患者さんが診察の順番を待つ間に記入していただけます.
回答用紙には配点に関する情報が無いので,被検者が結果を気にせず
ありのままを回答
することが期待できます.
被検者が回答用紙の両面に記入した回答が,自動的に
記録用紙に転記
されます.
実施者は回答用紙と記録用紙の接着をはがして,記録用紙上で採点を行います.4つの尺度の点数が簡単に得られます.