• 原版著者　：S. C. Kohs
• 日本版作成：大脇義一
• 適用範囲　：児童～高齢者
• 問題は最大で17，使用図版は最大で17枚．

【概要】 　

1. 赤，白，青，黄の４色に塗り分けられた立方体のブロックを用いた検査です．被検者が興味をもってテストを受けるので，測定不能になってしまう可能性が低いです．
2. 積み木を並べるというシンプルな作業であり，手先の器用さに影響されずスムーズに検査できます．
3. ２問連続して失敗すると検査は終了するので，知能低下の著しい被検者ほど早く終了でき負担がかかりません．
4. 近年は軽度認知機能障害(MCI)のスクリーニング検査として神経心理学領域でも用いられています．使用手引(改訂増補版)をご覧ください．
5. リハビリテーションにも適していて，認知機能障害のリハビリテーションプログラムに応用されています．使用手引(改訂増補版)をご覧ください．

【セット内容】　①模様図版(17枚＋練習用)　②記録用紙(100枚)
　　　　　　　　③立方体ブロック(16個)
　　　　　　　　④使用手引(改訂新版)　⑤ビニールバッグ
　　＊2016年4月1日，使用手引に新たな資料を追加した改訂版
　　　使用手引(改訂新版)を出版．高齢者,認知症患者への適応
　　　についての詳しい資料を追加しました．
【特長】

1. 記録用紙に問題図版が示してあるので，記入を間違えたりすることなくスムーズに検査が実施できます．用紙上ですぐに知能指数が算出できます．
2. 記録用紙裏面は構成過程記録表になっています．神経心理学分野での観察記録用としても使用できます．
3. 立方体ブロックは木製で手によく馴染み，耐久性があり繰り返し使っていただけます．
4. 2014年に使用手引を改訂(改訂増補版)，印刷をカラーに変更しA5版に拡大，換算表・修正表にも工夫を加えました．
5. 頭頂－後頭領域障害と前頭領域障害におけるコース立方体組み合わせテストの応用や，高齢者や認知症患者についての参考資料を新たに掲載しました．