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KKSI クッパーマン更年期障害指数
国際的に定評のある更年期障害評価尺度の日本版です.
原版著者 :H. S. Kupperman
日本版作成:安部徹良 森塚威次郎
実施時間 :5分 整理時間:2分
質問項目 :17項目
【概要】
全身的な症状,運動器官系の症状,消化器系の症状,精神的症状などに基づいて更年期障害の重症度を評価します.質問項目に
日本人に特徴的な症状が追加
されています.
以下の
11の症状群
について評価できます.
【血管運動神経障害様症状/知覚異常/不眠/神経質/
ゆううつ/めまい/倦怠・疲労/関節痛・筋肉痛/
頭痛/動悸/蟻走感】
回答はなし・弱・中・強の4段階です.最終的な重症度の評価は
軽症・中等症・重症
の3段階です.
発表以来30年にわたり日本の婦人科領域で使用され,
臨床的妥当性
が認められています.
更年期だけでなく,若年期から老年期に至る広い年齢層を対象とした
女性の総合的な不定愁訴の指標
としても使用することができると報告されています.
【特長】
記入方法と必要な事項を回答用紙にまとめてあり,患者さんが診察の順番を待つ間に記入していただけます.
用紙の表題は「女性健康調査表」となっているので,結果を気にせず
ありのままを回答
することが期待できます.
被検者が回答用紙に記入した回答が,自動的に
記録用紙に転記
されます.実施者は回答用紙と記録用紙の接着をはがして,記録用紙上で採点を行います.
記録用紙には配点に関してわかりやすく示してあります.
採点も確実
に行え,重症度がすぐに算出できます.
記録用紙の裏面は症状の変化と,併用した心理テストの結果を記入できる
経過観察表
になっています.