日本で広く使用されている認知症スクリーニング検査です.
- 著作・考案:長谷川和夫
- 実施時間 :10~20分 整理時間:3分
【概要】
- 1974 年に作成された長谷川式簡易知能評価スケールの質問項目と採点基準を見直し,1991年に改訂されたものが本製品となります.
- 一般の高齢者から認知症の高齢者をスクリーニングすることを目的に作成された検査です.記憶を中心に高齢者の大まかな認知機能障害の有無を検査することができます.
- 質問項目は9問と少なく,短時間で検査が終わるので,高齢者の方でも負担が少ないです.
- 同様に広く使用されているMMSE (ミニメンタルステート検査)との相関値は0.94と高い相関が見られます.
【セット内容】 ①検査道具(6品)
②使用手引
③用紙(30部)
【特長】
- 6品の検査道具を用意しました.
- テスト用紙は検査用紙と採点用紙の2枚1組です.検査用紙には,合否,中止基準,関連項目が図示されていて,スムーズに検査を実施できます.
- 回答は採点用紙に自動的に転記され,簡単に採点を行うことができます.医療や介護などの忙しい現場でも間違うことなく確実に実施・採点できます.
- 原著者である長谷川和夫先生に,使用手引をご執筆いただきました.実施上の注意点と施行法・採点法,質問項目の特性と正答率などが記載されています.